2009年02月17日
テクニック 第44回 -GIMP/パス-
こんにちはー、ポッケです。
「パス」ツール、GIMPの「アバウト把握」ラストです。
これはちょっとお絵かきとは異質な要素を含んでます。
なんで今日はちょっと「小難しく」なります。すみません。
画像処理・描画ソフトは、おおざっぱに分けて
・ペイント系ソフト:写真加工、お絵かき系のソフト
画像上のドット、ピクセル変更によって描画
・ドロー系ソフト:CADっぽい線画中心のソフト。
画像上のドット座標を一定の数式処理で結んで描画
GIMPは当然ペイント系なんですが、パス(PATH)ツールはドロー系のような
始点-終点座標間の処理で特殊な線(パス)を描き、それにそって選択領域を作ったり
そのパスの上を「鉛筆」描画ツールを走らせたりしてメイン描画をウラから支えるツール。
線路を敷設して、その上を「領域選択」「ペン」等のツール列車を走らせる感じ。
パス(Path)は、始点終点とその間を結ぶ直線と曲線(ベジェ曲線)でできあがります。
ベジェ曲線はバーンスタイン基底関数のブレンディング関数を・・・(Wikipediaごらんくださいw)
要はフランスの自動車会社の技術者さんが考えたコンピューターで綺麗な曲線をかく方法。
上が、通常の鉛筆ツールで描いた線。
下の2つがパスを使って描いたモノです。
さて、早速さわってみますが、その前にちょっと下準備。
曲線も扱いますので、整形しにくいのでグリッドへのスナップを使いたいんで
グリッド(方眼)を表示しておきます。
GIMPの環境設定-グリッドで方眼の目開き、線の色を決めておきます。
次に表示から、「グリッドを表示」と「グリッドにスナップ」の2カ所にチェック入れてOK
(あ、画像をひらいておいてね^^;)
パスツールはこのボタン
画像上でポンポンと、左クリックで点を置いていきます。
最後の点はshift+左クリック。
閉じた図形にしたいとき始点を左クリックした後、終点をCTRL+左クリック
点を置き終わったら、左クリック&ドラッグで動かせます。
さらにCTRL+クリック・ドラッグで白い新たな点が引き出せます。
これがベジェ曲線の制御点。
一つの基点に対して2個の制御点が引き出せます。
制御点を選んでドラッグすると、さっきまでの直線が曲線に変形。
ベジェ曲線は制御点の位置で曲線が変わります。
制御点を移動させるにつれてカーブが動くのを確認してください。
ハートを作ってみました^^
このパスツールの特徴は、他のツールに移動しない限り、何度でも変形できること。
コレはドロー系処理の特徴でもあります。
気に入ったカーブが出来るまでコツコツいじり倒しましょう。
気に入った曲線になったら、ツールボックス上のメニューボタン
「パスの境界線を描画」
こんなのも出来ますし・・
「パスを選択範囲」にして「抜き型」として使ったり
グラデーション塗りつぶししたり、いろいろやってみて下さい^^
駆け足で、すっとばしましたが、レイヤー、選択領域、パスのイメージ
何となくつかめたでしょうか?
とりあえず、SLに使う「3種の神器」Blender、GIMP、Q-Avimaterのうち
2つ、ざーっとアバウトに^^; てことは・・
あとQ-Aviとサウンド加工系で、ひとそろいですね^^
ゆっくりのんびりやっていきましょうw
それでは。またですー。
「パス」ツール、GIMPの「アバウト把握」ラストです。
これはちょっとお絵かきとは異質な要素を含んでます。
なんで今日はちょっと「小難しく」なります。すみません。
画像処理・描画ソフトは、おおざっぱに分けて
・ペイント系ソフト:写真加工、お絵かき系のソフト
画像上のドット、ピクセル変更によって描画
・ドロー系ソフト:CADっぽい線画中心のソフト。
画像上のドット座標を一定の数式処理で結んで描画
GIMPは当然ペイント系なんですが、パス(PATH)ツールはドロー系のような
始点-終点座標間の処理で特殊な線(パス)を描き、それにそって選択領域を作ったり
そのパスの上を「鉛筆」描画ツールを走らせたりしてメイン描画をウラから支えるツール。
線路を敷設して、その上を「領域選択」「ペン」等のツール列車を走らせる感じ。
パス(Path)は、始点終点とその間を結ぶ直線と曲線(ベジェ曲線)でできあがります。
ベジェ曲線はバーンスタイン基底関数のブレンディング関数を・・・(Wikipediaごらんくださいw)
要はフランスの自動車会社の技術者さんが考えたコンピューターで綺麗な曲線をかく方法。
上が、通常の鉛筆ツールで描いた線。
下の2つがパスを使って描いたモノです。
さて、早速さわってみますが、その前にちょっと下準備。
曲線も扱いますので、整形しにくいのでグリッドへのスナップを使いたいんで
グリッド(方眼)を表示しておきます。
GIMPの環境設定-グリッドで方眼の目開き、線の色を決めておきます。
次に表示から、「グリッドを表示」と「グリッドにスナップ」の2カ所にチェック入れてOK
(あ、画像をひらいておいてね^^;)
パスツールはこのボタン
画像上でポンポンと、左クリックで点を置いていきます。
最後の点はshift+左クリック。
閉じた図形にしたいとき始点を左クリックした後、終点をCTRL+左クリック
点を置き終わったら、左クリック&ドラッグで動かせます。
さらにCTRL+クリック・ドラッグで白い新たな点が引き出せます。
これがベジェ曲線の制御点。
一つの基点に対して2個の制御点が引き出せます。
制御点を選んでドラッグすると、さっきまでの直線が曲線に変形。
ベジェ曲線は制御点の位置で曲線が変わります。
制御点を移動させるにつれてカーブが動くのを確認してください。
ハートを作ってみました^^
このパスツールの特徴は、他のツールに移動しない限り、何度でも変形できること。
コレはドロー系処理の特徴でもあります。
気に入ったカーブが出来るまでコツコツいじり倒しましょう。
気に入った曲線になったら、ツールボックス上のメニューボタン
「パスの境界線を描画」
こんなのも出来ますし・・
「パスを選択範囲」にして「抜き型」として使ったり
グラデーション塗りつぶししたり、いろいろやってみて下さい^^
駆け足で、すっとばしましたが、レイヤー、選択領域、パスのイメージ
何となくつかめたでしょうか?
とりあえず、SLに使う「3種の神器」Blender、GIMP、Q-Avimaterのうち
2つ、ざーっとアバウトに^^; てことは・・
あとQ-Aviとサウンド加工系で、ひとそろいですね^^
ゆっくりのんびりやっていきましょうw
それでは。またですー。
目次
テクニック第46回 -Qavimator 時間と間接 -
テクニック参考資料 -ビューワ過去バージョン-
テクニック 第45回 -QAvimator/イントロ-
テクニック小技 -グループ通知-
テクニック番外編 -SL世界地図-
テクニック第46回 -Qavimator 時間と間接 -
テクニック参考資料 -ビューワ過去バージョン-
テクニック 第45回 -QAvimator/イントロ-
テクニック小技 -グループ通知-
テクニック番外編 -SL世界地図-
Posted by ぽっけ at 01:03│Comments(0)
│テクニック